収穫祭、来年に向けて。

画像の説明毎年恒例のトリオ・エスパスの収穫祭コンサート、無事に終了しました。今年はトリオは、フォーレとドヴォルザークの3番の2曲。いやー、難曲でした^^; フォーレはフランス映画みたいな曲で、「で結局どうなったの!?」みたいな、スッキリしない感じ。三人の音楽の方向性を決めるのが難しく、当初の予定ではこんなに苦労するはずではなかったのですが…。パリ留学中にフランスものをレッスンに持って行くたびに先生から、「歌いすぎるな」とか、「さらっと弾きなさい」となんども言われたことを思い出しながら、練習していました。純粋に和音の美しさを楽しめば良いのよねー、とわかってはいるもののこれがなかなか難しく。
ドヴォルザークはとにかく大曲!!体力気力ともにものすごく消費する曲。三人のアンサンブルの仕組みを理解しお互い聞きつつ、三人それぞれがものすごく歌い込む曲で、リハーサルにもかなりの時間を費やしました。演奏の技術的にも難しいので、相当な集中力が必要でした。トリオを結成して8年。だいぶお互いの出方もわかってきたからこそ演奏できた曲です。
アンコールにはチャイコフスキーのピアノ曲、四季から「クリスマス」を演奏しましたが、これまた良い曲でした。ピアノ的なパッセージを弦に振り分けているので、弦楽器奏者的にはかなり難しかたですが、我ながら良い選曲だったのではないかと思っています。
来年はまた銀座の王子ホールにて12月20日(金)に公演が決まっています。来年も充実した演奏を聴いていただけるよう、また、エスパス結成10周年に向けて計画を立てていきます。これからも応援、よろしくお願いいたします!!

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