相川麻里子のプロフィール

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3歳よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部第1位。第4回ヴィニアフスキー国際コンクールジュニアの部第5位。第62回日本音楽コンクール第3位。東京藝術大学附属高校を経て東京藝術大学を卒業。

芸大在学中の1994年、パリ国立高等音楽院に首席入学。フランス政府給費留学生として留学。留学中には Orchestre International de Paris とベートーヴェンの協奏曲を協演。またジェラール・プーレ氏 との共演など多数演奏会に出演。1996年、イヴリー・ギトリス氏の勧めによりパリにて初のリサイタルを開催、好評を博す。室内楽や新曲演奏にも積極的に取り組み、'97年ガロワ=モンブランの ANDANTEを世界初演。同年、同音楽院を満場一致の1位を得て卒業。1998年の帰国デビューリサイタル以降は、ソリストとして東京フィルなどオーケストラとの共演のほか、室内楽や様々なジャンルに渡り演奏活動を展開。邦人作曲家の新曲演奏にも力を入れていて、現代音楽の録音にも多数参加している。

2001年にはギターの高田元太郎、バンドネオンの啼鵬と共に“Triangulo”を結成。古典タンゴからピアソラ、またタンゴ以外のジャンルにもレパートリーを持ちコンサート活動を展開、2009年にアルバム「TRINIDAD」を発表。また、ピアニストの加古隆とクァルテットを結成、これまでに3枚のアルバムが エイベックス・クラシックより発売。2015年12月にソロアルバム「メロディ」を、2020年にトリオ・ エスパス(チェロ:植木昭雄、ピアノ:佐藤勝重)として結成10周年を記念したアルバム「Trio Espace」を発表している。
2022年、第1回グラチア音楽賞特別賞を受賞。

これまでに海野義雄、大谷康子、山口裕之、ジェラール・プーレ、故田中千香士の各氏に師事。